2019年 紀州徳川家入国から400年!!

元和5年(1619)、徳川家康の10男頼宣は55万5千石を拝領し、和歌山城に入城しました。紀州徳川家は、尾張・水戸とともに「御三家」と呼ばれ、将軍を2人輩出した家でもあります。

初代藩主頼宣は黒江塗(漆器)やみかんの栽培など産業を奨励し、紀州藩の基礎を築きました。また、和歌の浦の景観の保全に努め、歴代の紀州藩主も和歌の浦の地形や景観美を守り続けました。

さらに、16代当主の頼貞(よりさだ)は西洋音楽の日本への普及に尽力し、収集した貴重な音楽資料のコレクションは“南葵音楽文庫”と呼ばれ和歌山で大切に保管されています。

2019年は紀州徳川家創設から400年の節目の年になります。それを記念し、様々なイベントが予定されています。