065日本とトルコの友好の原点 ~エルトゥールル号の遭難~

  • 東牟婁

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地域
時代

 明治23年(1890)、明治天皇への親書を携えたトルコ(当時はオスマン帝国)の親善大使が軍艦エルトゥールル号で日本を訪れ、帰国途中、台風接近による暴風雨のため大島村(現在の串本町)樫野崎付近で沈没。大島の人たちは献身的に救護し、乗船していた656人のうち69人を救出しました。この出来事はトルコの歴史教科書に掲載され、トルコで広く知られるようになったといいます。1985年のイラン・イラク戦争の際、215人の在留日本人全員がトルコ航空機により救出されました。エルトゥールル号の遭難時に救助してくれた日本(大島)の人たちへの強い思いから、トルコ政府が飛行機をチャーター、日本人救出に動いたのです。この出来事をテーマにした映画『海難1890』が日本とトルコの友好125周年の記念作品として2015年に公開、世界の多くの人の心を打ちました。この作品は第39回日本アカデミー賞で美術賞と録音賞の2部門で最優秀賞、監督賞など8部門で優秀賞に選ばれました。トルコは世界屈指の親日国として知られています。事故の犠牲者の御霊を慰める美しい海と、日本とトルコの絆が深く結ばれるきっかけとなった場所を訪ねてみてください。

imagesトルコでは誰もが知るといわれるエルトゥールル号遭難事故。トルコ記念館では当時の写真や貴重な資料などで、その悲劇や懸命な救助の様子などを今に伝えます

images樫野埼灯台の灯台守が詰めた旧官舎は内部の見学も可。明治3年(1870)築で、国の登録有形文化財

imagesトルコ軍艦遭難慰霊碑は現場を望む丘に

imagesトルコ記念館に展示されている引き揚げ品

モデルコース

  • 起点. 紀勢道すさみ南IC

    車で40分

  • 1. パンとカフェ nagi30分地図

    ぱんとかふぇ なぎ

    くしもと大橋を渡った紀伊大島で営むベーカリー。木造の素朴な店内には、できる限りオーガニックな素材を使って焼きあげるパンがずらり。カフェでいただけるピザも評判です。パン・ダマンド205円、クロワッサン183円など。

    • 飲食関係
    住所
    東牟婁郡串本町大島1158
    電話番号
    0735-65-0065
    営業時間
    9:00~18:00(パン)、10:00~L.O.17:00(カフェ)
    定休日
    月・火曜休(祝日の場合は営業)
    駐車場台数
    P4台

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    車で10分

  • 2. トルコ記念館30分地図

    とるこきねんかん

    トルコとの友好の証しとして開館、エルトゥールル号の模型や事故の記録、引き揚げ調査で発見された遺品、映画『海難1890』の小道具などの展示だけでなく日本とトルコとの交流の歩みなどに関する資料も。館内やテラスからはエルトゥールル号が座礁した「船甲羅」を間近に望むことができます。2015年にリニューアル。

    • 美術館・博物館等
    住所
    東牟婁郡串本町樫野1025-25
    電話番号
    0735-65-0628
    営業時間
    9:00~17:00
    定休日
    無休
    料金
    入館料=500円
    駐車場台数
    P84台

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    徒歩で3分

  • 3. トルコ軍艦遭難慰霊碑10分地図

    とるこぐんかんそうなんいれいひ

    海から引き揚げられた遺体は樫野崎の丘に埋葬されたと伝えられます。事故の翌年、有志の義金により墓碑と追悼碑が建立されましたが、1929年に昭和天皇が樫野埼へ行幸されると聞いたトルコ共和国初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクが新たな慰霊碑の建立を決定し資金を提供、1937年に完成しました。

    • その他
    住所
    東牟婁郡串本町樫野
    電話番号
    0735-62-3171(串本町観光協会)
    営業時間
    見学自由
    定休日
    見学自由
    料金
    見学自由
    駐車場台数
    P84台(トルコ記念館)

    images

    徒歩で2分

  • 4. 樫野埼灯台20分地図

    かしのざきとうだい

    「日本の灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で最初に設計、明治3年(1870)に初点灯した石造灯台で、らせん階段を上れば遠くは太地町の梶取(かんどり)崎まで見渡せます。かつて灯台守の執務室や住居として使用された旧官舎もブラントンの設計で、日本最古の石造りの歴史的建造物。

    • 絶景
    住所
    東牟婁郡串本町樫野1006-1
    電話番号
    0735-65-8515
    営業時間
    灯台は散策自由(内部非公開)、旧官舎は9:00~17:00
    定休日
    灯台は散策自由(内部非公開)、旧官舎は土・日曜、祝日、11月1日、年末年始のみ開館  
    料金
    旧官舎入館料=100円
    駐車場台数
    P84台(トルコ記念館)

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    徒歩で2分

  • 5. Ottoman Konak20分地図

    おすまん こなっく

    エキゾチックなキリム絨毯、ブルーが鮮やかなガラスや陶器、アクセサリーなど本場直送の工芸品が並ぶトルコ雑貨の店。長く伸びるトルコアイス、ドンドルマ400円(学生・子どもは300円)も味わえます。

    • お土産処
    住所
    東牟婁郡串本町樫野1028
    電話番号
    0735-65-0013
    営業時間
    夏季8:30~18:30、冬季9:00~17:00
    定休日
    無休
    駐車場台数
    P84台(トルコ記念館)

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    車で5分

  • 6. 海金剛20分地図

    うみこんごう

    マグマからできた岩が太平洋の荒波に削られてできたピラミッド型やドーム型などの岩礁が織りなす迫力満点の景勝地。その神秘的な自然の造形に、朝鮮半島の名勝・金剛山を重ね合わせてその名がついたとか。周辺にはウバメガシが生い茂る森も。朝日新聞社の「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。

    • 絶景
    住所
    東牟婁郡串本町樫野
    電話番号
    0735-62-3171(南紀串本観光協会)
    営業時間
    見学自由
    定休日
    見学自由
    料金
    見学自由
    駐車場台数
    P40台

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    車で20分

  • 7. 料理 萬口1時間地図

    りょうり まんこう

    郷土料理のかつお茶漬け1450円は鰹の刺身を秘伝のごまダレと合わせ、丼とお茶漬けで2度楽しめます。「ケンケン漁」で手釣りされた地元産の鰹は新鮮そのもの。串本に来たら必ず味わうべき一品です。

    • 飲食関係
    住所
    東牟婁郡串本町串本42-17
    電話番号
    0735-62-0344
    営業時間
    11:30~21:30
    定休日
    水曜休(祝日の場合は翌日休)
    駐車場台数
    P6台

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    車で5分

  • 8. 儀平 橋杭店20分地図

    ぎへい はしくいてん

    明治26年(1893)創業の老舗和菓子店。串本のシンボル、橋杭岩をイメージした形のうすかわ饅頭1個120円はお土産にぴったり。小豆の風味を際立たせた餡は甘さ控え目で、隠し味に甘酒を使った弾力ある皮とのバランスが絶妙です。

    • お土産処
    住所
    東牟婁郡串本町くじの川1490
    電話番号
    0735-62-5075
    営業時間
    8:00~17:00
    定休日
    無休
    駐車場台数
    あり

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    車で30分

  • 終点. 紀勢道すさみ南IC

秘話

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    秘話 1慶応の条約灯台

    日本が開国し、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4カ国と慶応2年(1866)に、「改税条約」(江戸条約)を締結。この条約によって建設することを約束した8カ所の灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬)のひとつです。これらを条約灯台とも呼びます。

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    秘話 2日本赤十字社初の国際救援!

    この事故における日本赤十字社の救護活動は、日本赤十字社の初の国際救援となりました。また、皇室が本事件を長らく心に留められ、昭和4年(1929)には昭和天皇が大島を行幸されました。

インスタ
映え

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    インスタ映え 1樫野埼の水仙地図

    樫野埼灯台周辺にはスイセンが10万本以上群生しています。これは、灯台を建てた英国人技師が異国での生活を慰めるため、母国から取り寄せ移植したもの。12月末から2月上旬頃までかれんな花を咲かせています。

    住所
    東牟婁郡串本町樫野埼1006-1
    電話番号
    0735-65-8515
    営業時間
    見学自由
    定休日
    見学自由
    料金
    見学自由
    駐車場台数
    P84台(トルコ記念館)

立ち寄り
スポット

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    立ち寄りスポット 1香梅堂地図

    こうばいどう

    明治元年(1868)創業の老舗菓子店。代表銘菓・鈴焼1袋325円~を求めて遠来の客も訪れるそうです。熊野速玉大社の神鈴を模したひと口サイズの焼き菓子で、しっとりとした食感と和三盆の上品な甘さにファンも多数。

    • お土産処
    住所
    新宮市大橋通3-3-4
    電話番号
    0735-22-3132
    営業時間
    8:00~21:00(日曜は8:30~17:30)
    定休日
    不定休
    駐車場台数
    あり
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    立ち寄りスポット 2鹿六地図

    しかろく

    佐藤春夫らを魅了してきた、一世紀以上続く鰻料理店。国産鰻を背開きし、備長炭で地焼きした鰻は、身ふっくらで皮パリパリ。辛口のタレは、創業以来の継ぎ足しで味を守っています。特上鰻丼(吸い物付)2900円。

    • 飲食関係
    住所
    新宮市元鍛治町2-3-5
    電話番号
    0735-22-2035
    営業時間
    11:00~15:00、17:00~21:00
    定休日
    月曜休
    駐車場台数
    あり
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    立ち寄りスポット 3仲氷店地図

    なかこおりてん

    古座川の銘水を72時間かけ凍らせた高純度の氷をふんわり削ったかき氷は、頭にキーンとこないと評判。シロップは自家製で、清見オレンジや古座川の柚子、北山のじゃばらなど地元の素材も使用しています。

    • 休憩
    住所
    新宮市新宮551-12
    電話番号
    0735-21-5300
    営業時間
    8:00~18:00※季節により変動あり
    定休日
    無休
    駐車場台数
    あり

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