025高野山奥之院御廟 ~1200年間続く弘法大師空海の食事~

  • 伊都

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地域
時代

奥之院の御廟橋の正面突き当たりにあるのが、3間4面構造・檜皮葺・宝形造の御廟です。承和元年(834)に空海自らが現在の地に廟所を定めたとされています。その翌年3月15日に入定(にゅうじょう)が近いことを弟子らに告げ、3月21日午前4時に永遠の瞑想へ入ったと伝わります。御廟では空海が今もなおそこに生き、世界平和と人々の幸福を願い瞑想を続けていると信じられ、国内のみならず海外からも多くの参拝客が訪れています。高野山の行事等は年間を通じて膨大にありますが、中でも「生身供(しょうじんぐ)」は入定後から現在まで1200年もの間、続けられている儀式のひとつ。これは御廟で待つ空海に食事を届ける儀式で、1日2回行われています。御供所にて調理された食事は嘗試(あじみ)地蔵での味見を経て、2人の僧が白木の箱に納めて御廟へと運んでいきます。先頭には案内人の維那(ゆいな/僧侶の職名)が歩き、御廟橋を渡って燈籠堂の中へ食事をお供えした後、読経して再び御供所へと戻ってきます。姿としては見えないかもしれませんが、弘法大師空海は確かにそこにいるのです。そこには、今までもこれからも変わらない厚い信仰が息づいています。

images壇上伽藍と並んで高野山の二大聖地として知られる奥之院。うっそうと茂る杉木立に囲まれた環境の中、数多くの歴史的建造物が並んでいます

images15体が出迎える水向地蔵。足元に水を注いでから祈願する方法は古くから受け継がれているもの

images空海に届ける食事の味見を行う嘗試地蔵

images御供所では奥之院への奉納の取り次ぎも受付

モデルコース

  • 起点. 京奈和道かつらぎ西IC

    車、徒歩で65分

  • 1. 御廟橋15分地図

    ごびょうばし

    御廟へと向かう参道の最後の橋。厳かな雰囲気に包まれながら、ここを越えるといよいよ聖域に足を踏み入れることになるため、服装を正し、一礼してから渡るのが参拝の作法です。橋は36枚の橋板と橋全体を合わせて37枚と数えられており、金剛界37尊を表し、さらに橋板の裏には梵字で36尊を表しています。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山奥の院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

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    徒歩すぐ

  • 2. 水向地蔵5分地図

    みずむけじぞう

    清らかな水が流れる澄明な玉川を背に、整列するように金銅仏が15体並びます。先祖を供養するために地藏菩薩、不動明王、観音菩薩、聖観音などに水を手向けて祈りを捧げましょう。そのすぐ横には玉川の水行場もあります。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山奥の院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

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    徒歩で3分

  • 3. 御供所5分地図

    ごくしょ

    弘法大師の食事を作っている場所。食事は朝6時と10時30分に歴代の行法師たちの手によって調理され、1200年間一度も欠かされたこのない重要な儀式のひとつです。現在、建物自体は奥之院の寺務所も兼ねており、お守りなどを授与しています。また隣に立つ頌徳殿では、お茶の接待が受けられ休憩所にもなっています。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山奥の院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

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    徒歩すぐ

  • 4. 嘗試地蔵10分地図

    あじみじぞう

    御供所を出てすぐの場所に位置。ここで弘法大師に届ける食事を地蔵尊に味見していただいた後、御廟へと運ばれていきます。かつて大師の食事の世話をしていた弟子たちが、「御厨明神」として祀ったのが始まりとされています。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山奥の院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

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    徒歩で20分

  • 5. 苅萱堂20分地図

    かるかやどう

    歌舞伎の題材でもおなじみの石童丸伝説とゆかりの深いお堂。鮮やかな朱色の堂内には伝説にちなんだ絵が掲げられ、案内を受けることができます。また御本尊の地蔵菩薩は、亡者を極楽に導くことから引導地蔵の別名も。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山478
    電話番号
    0736-56-2202
    営業時間
    8:00~17:00
    定休日
    無休
    料金
    拝観料=無料
    駐車場台数
    6だい

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    徒歩で10分

  • 6. 一乗院120分地図

    いちじょういん

    弥勒菩薩をはじめ、多くの仏像を祀る由緒ある古寺。宿坊として利用することができ、事前予約があれば宿泊客以外でも昼食をいただくことができます。手の込んだ精進料理は6000円、9000円、11000円の3コースを用意。

    • 飲食関係
    住所
    伊都郡高野町高野山606
    電話番号
    0736-56-2214
    営業時間
    昼食利用は完全予約制
    定休日
    昼食利用は完全予約制
    駐車場台数
    15台

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    徒歩で10分

  • 7. 金剛三昧院30分地図

    こんごうさんまいいん

    塔頭寺院として唯一世界遺産に選ばれた寺院として知られ、創建から約800年の歴史をもちます。境内には国宝の多宝塔をはじめ、貴重な建築物が立ち並びます。毎年10月10日前後には毘張尊師(びちょうそんし)のお祭りである大般若転読法要を実施しています。

    • 社寺関係
    住所
    伊都郡高野町高野山425
    電話番号
    0736-56-3838
    営業時間
    8:00~17:00(特別拝観期間)
    定休日
    無休
    料金
    拝観料=300円(特別拝観期間)
    駐車場台数
    50台

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    車で45分

  • 終点. 京奈和道高野口IC

秘話

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    秘話 1弘法大師・空海の伝説地図

    1200年ほど前に永遠の修行に入った空海。今なお後世の人びとを見守っているという「弘法大師信仰」に基づき、毎日食事が届けられています。御供所から御廟へと運ばれていく様子は、一般参拝客でも見ることができますが、あくまでも厳かな儀式なので少し離れた場所から見守りましょう。

    住所
    伊都郡高野町高野山奥之院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

インスタ
映え

  • images

    インスタ映え 1企業慰霊碑地図

    亡くなった従業員たちを供養する奥之院の企業慰霊碑。各企業の特徴を表したデザインの石碑が個性的で、コーヒーカップからドリンク商品をかたどったものまで、慰霊碑とは思えないほどのバリエーション。

    住所
    伊都郡高野町高野山奥の院
    電話番号
    0736-56-2011 (総本山金剛峯寺)
    営業時間
    境内自由
    定休日
    境内自由
    料金
    境内自由
    駐車場台数
    186台(中の橋駐車場)

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